港区に住んでいて蓄電池をつけるなら、東京都と港区の2つの補助金が使えます。7kWhなら都が70万円、区が上限の20万円で、計算上は合計90万円です。国の目標価格で費用を87.5万円とおくと、費用が上限になり87.5万円です。港区の蓄電池の補助は、区内に住む区民だけが対象です。
注意したいのは、都も区も「工事の前」に申し込む仕組みである点です。区は申請が多く、審査に1〜2か月ほどかかるとしています。このページでは、金額の計算、受付状況、申し込みの順番と書類を公式情報からまとめています。
補助金の額は、容量などの条件でほぼ決まります。一方で、補助の合計は実際にかかった費用が上限で、払う額も費用しだいです。費用は業者や機種で変わるので、最後は見積もりで確かめるのが確実です。
このページの要点
- 蓄電池7kWhなら、東京都70万円+港区20万円で計算上90万円。費用(87.5万円と仮定)が上限なので最大87.5万円
- 港区は2027年1月29日まで受付中。予算がなくなり次第終了
- 東京都は契約の前に事前申込、港区も工事の前に申請。どちらも工事の前
- 港区の蓄電池の補助は区民だけが対象で、設置する家に住んでいることが条件
- 国の蓄電池補助金(DR補助金)は2026年5月29日に予算到達で終了(SIIは再開予定なし)。いまは都と区の2つが中心
- 補助の合計は費用が上限。いくら払うかは、見積もりで費用を確かめるとわかる
もらえる補助金の額
何をつけるかで額が変わります。選ぶと、内訳と合計が出ます。
前提:すでに太陽光がある家に7kWhを後付け
太陽光あり・蓄電池7kWhの場合
最大87.5万円(東京都と港区の合計)
計算上は90万円(費用が上限)
前提:太陽光3kWと蓄電池7kWhを同時に
太陽光3kW・蓄電池7kWhの場合
最大162.5万円(東京都と港区の合計)
計算上は165万円(費用が上限)
東京都
蓄電池 7kWh × 10万円 = 70万円 / 太陽光 3kW × 15万円(既存住宅・3.75kW以下) = 45万円
港区
蓄電池 7kWh × 4万円 = 28万円 → 上限20万円 = 20万円 / 太陽光 3kW × 10万円 = 30万円
計算:70万円 + 20万円 + 45万円 + 30万円 = 165万円 → 費用(87.5万円・国の目標価格で計算)が上限
蓄電池はSIIの登録製品に限ります。補助の合計は、工事費などの実際にかかった費用が上限です。太陽光の費用は含めずに計算しています。
3つ選ぶだけで、合計がその場で変わります。
補助金シミュレーター
3つ選ぶと、補助金と自己負担の目安がわかります
費用は国の目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算した目安です。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は機種や工事で業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、実際の見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる容量によって補助金はどう変わる?
| 蓄電池の容量 | 東京都 | 港区 | 合計(計算上) |
|---|---|---|---|
| 5kWh | 50万円 | 20万円(上限) | 70万円 |
| 7kWh | 70万円 | 20万円(上限) | 90万円 |
| 10kWh | 100万円 | 20万円(上限) | 120万円 |
| 12kWh | 120万円(上限) | 20万円(上限) | 140万円 |
港区は5kWhで上限の20万円に届くため、それより大きくしても区の分は増えません。[2]
都の補助は容量に比例し、12kWhで上限の120万円です。どの容量でも、合計は実際にかかった費用が上限になります。[1] 国の目標価格どおりの費用なら、5kWhは62.5万円、7kWhは87.5万円で頭打ちになり、10kWh・12kWhは計算上の額のままです。
自己負担はいくらになる?
設置費用
87.5万円
補助金
87.5万円
自己負担
0万円
港区では、計算上の補助が設置費用の目安を上回ります。そのため、補助は費用が上限になります。
国が示す蓄電池の「目標価格」は、工事費を含めて1kWhあたり12.5万円(税抜)です。[3] この価格で7kWhを設置した場合で計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- 計算上の補助金:東京都70万円+港区20万円 = 90万円
- 補助金(費用が上限):港区20万円+東京都67.5万円(87.5万円 − 20万円)= 87.5万円
- 自己負担:87.5万円 − 87.5万円 = 0円(税抜の費用の場合)
東京都は、国や区の補助を引いた残りの税抜の費用を上限に計算します。[1] 消費税分などは補助の対象外になる点に注意しましょう。
設置費用は業者や機種で変わります。複数社の見積もりをくらべると、自己負担の相場がつかめます。
いま申し込める?
申し込みの順番
都も区も工事の前に申し込みます。都は「契約の前」、区は「着工の前」です。
- 契約の前に、東京都へ事前申込をする [1]
- 業者と契約し、着工の前に港区へ交付申請をする(審査は1〜2か月程度)[2]
- 港区から決定通知が届いてから工事を始める [2]
- 工事が終わったら、2027年2月26日までに港区へ完了報告を出す [2]
- 東京都へ交付申請と実績報告をする(金融機関が発行する支払いの証明書などが必要。現金払いは対象外)[1]
都の事前申込は契約の前に必要です。見積もりの段階で、申請に慣れた業者に相談すると安心です。
申請に慣れた業者に相談港区への申請方法と書類
補助金はいつ振り込まれる?
区の補助は、工事と完了報告のあとに振り込まれます。工事代金はいったん全額を立て替えます。
補助金をうたう訪問に注意
港区のページには、訪問販売についての注意喚起の記載はありません。
ただし、「都の補助は契約前の申込が必要なので、今日契約を」と急がせる話には注意しましょう。事前申込は契約の前に済ませればよく、見積もりをくらべる時間はあります。その場で契約せず、複数の見積もりをくらべてから決めてください。
区は、行政書士でない人が報酬を得て申請書類を作るのは法律違反になると注意しています。[4]
うちは対象?かんたんチェック
6つの質問で、都と港区の対象かがわかります
あと6問で結果が出ます
対象になりそうなら、次は費用です。港区への申請には見積書の写しが要るので、型番と費用を見積もりで確かめておきましょう。
費用を見積もりで確認要綱と募集案内をもとにした目安です。最終的な判断は各自治体の審査によります。
太陽光とつながっていることの要件は、区の資料に記載がありません(確認中)。
港区への申請には見積書の写しが要るので、見積もりは申請の準備にもなります。 補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
無料で見積もりをくらべるよくある質問
問い合わせ先
港区 環境リサイクル支援部 環境課 地球環境係(助成金担当、区役所8階)
電話:03-3578-2496(2497・2498も同じ係)
郵送先:〒105-8511 東京都港区芝公園1丁目5番25号 港区 環境リサイクル支援部環境課地球環境係
東京都の補助は、クール・ネット東京へお問い合わせください。[1]
近くの区・市の補助金
- 中央区受付中 蓄電池7kWhの例で都と区で77万円
- 千代田区11/2再開 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
- 新宿区11/2再開 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
- 品川区予算終了 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
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港区のリフォームの補助金
姉妹サイト 港区のリフォーム補助金(窓・断熱・給湯器・トイレなど) リフォーム補助金ノートで、港区と国・東京都のリフォームの補助金を工事の場所ごとに確かめられます。出典
- 家庭における蓄電池導入促進事業(令和8年度)/令和8年度事業の概要(東京都環境局、2026年2月18日、PDF) 2026年10月24日確認
- 港区 蓄電システム(公式ページ、2026年10月1日更新)/港区 太陽光発電システム(公式ページ、2026年10月1日更新)/港区 地球温暖化対策助成制度(公式ページ、2026年10月1日更新) 2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
- 港区 創エネ・省エネ助成パンフレット(2026年4月、募集案内PDF) 2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開
次回確認予定:2026年10月31日