太陽光あり・蓄電池7kWhの場合 予算終了
県からの直接の補助はありません
蓄電池
太陽光と同時に導入する場合のみ ・ 事前申請(交付決定後に着工)
太陽光(既存の家に3kW)
3kW × 7万円(予算終了)
補助の額は、工事費などの実際にかかった費用(国・区市町村の補助を引いた額)が上限です。区市町村の補助が上乗せされる地域もあります。
はじめに
神奈川県の住宅用の太陽光・蓄電池の補助は、令和8年度の予算を終えています。第2期は9月7日の受付初日に予算に達し、第3期の告知はありません。この補助はもともと、太陽光と蓄電池を同時につける場合だけが対象でした。[1][2]
いま神奈川県で蓄電池をつけるときに頼りになるのは、市町村の補助です。横浜市・川崎市・相模原市の3つの政令市でも、金額や申請のタイミング、受け取り方がそれぞれ違います。県には、0円ソーラーの事業者向けの補助と、価格を下げる共同購入もあります。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、実際に払う額は設置費用しだいです。神奈川県内の補助は東京都より小さく、業者や機種による費用の違いのほうが、払う額を大きく左右します。このページでは県と政令市の制度を整理し、最後に見積もりで確かめたいことをまとめました。
このページの要点
- 県の住宅用補助(太陽光1kWあたり7万円、蓄電池1台15万円)は9月7日に予算終了。第3期の告知なし
- すでに太陽光がある家に蓄電池だけを足す場合は、県の補助の対象外
- 政令市の蓄電池の補助は、横浜市12万円分(ポイント等)、川崎市30万円、相模原市は2月の第2期で20万円
- 県の0円ソーラー向けの補助は12月28日まで受付中(事業者が申請)。共同購入の参加登録は10月29日まで
- 国のDR補助金は2026年5月29日に予算到達で終了。再開の予定はない
- 自己負担は設置費用で変わるので、見積もりで確かめるのが確実
県の補助の額
前提:既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWh・工事費が十分
蓄電池だけの後付けで、いま使える県の補助は 0円
県の住宅用補助は予算終了です。受付があった時も、太陽光と蓄電池を同時につける場合だけが対象でした。[1]
| 制度 | 補助額 | 受付状況 |
|---|---|---|
| 住宅用 太陽光・蓄電池導入費補助 | 太陽光1kWあたり7万円、蓄電池1台15万円(同時につける場合のみ)[1] | 予算終了(9月7日) |
| 0円ソーラー向けの補助 | 太陽光1kWあたり7万円、蓄電池1台15万円(事業者に交付)[3] | 受付中(12月28日まで) |
| 共同購入 | 補助金ではなく、まとめて買うことによる値引き [4] | 参加登録は10月29日まで |
県の蓄電池の補助は、容量ではなく台数で決まります。製品のセットの型番ごとに1台と数え、電池のユニットの数ではありません。[1]
受付があった場合の計算は、太陽光3kWと蓄電池1台なら 3kW × 7万円+15万円 = 36万円 です。補助は、税抜の設備費と工事費が上限で、千円未満は切り捨てです。[1]
すでに太陽光がある家の蓄電池の後付けについて、県の手引きは「太陽光と蓄電システムの両方を同時に導入する場合のみ」「新たに設置される太陽光と併せて設置」としています。すでにある太陽光に蓄電池だけを足す場合は、この条件にあてはまらないため対象外です。[1]
いま申し込める?
県の住宅用補助の条件
次の受付があったときのために、今年度の主な条件をまとめます。[1]
- 県内の住宅が対象。戸建ては持ち主の個人(賃貸を除く)、共同住宅は管理組合や持ち主
- 太陽光は1kW以上10kW未満の未使用品。すでにある太陽光を増やす場合は、増やした後に10kW未満なら可
- 蓄電池は、環境省のZEH化等支援事業の対象機器(令和7年度か8年度)。停電のとき、操作なしで太陽光から充電し、家電に給電できること
- 交付決定の後に工事を始める。決定の前に着工すると対象外
- 申請は設置する本人だけ。業者などの代行申請は受け付けず、わかった場合は不受理
- 1981年6月1日より前に建てた家は、耐震基準に合うことを示す書類が必要
申請は電子申請で、審査には2〜3か月ほどかかります。実績報告の審査が終わってから振り込まれます。[1]
政令市に住む人も、この補助の対象です。要綱と手引きは「県内の住宅」とし、政令市を除く決まりはありません。[1]
0円ソーラーの補助
初期費用なしで太陽光を設置するサービス(0円ソーラー)の事業者に、県が補助する制度です。住宅の持ち主は申請できず、事業者が申請します。補助の分は、リース料や電気料金が下がる形で還元され、現金で戻ることはありません。[3]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助額 | 太陽光1kWあたり7万円、蓄電池1台15万円(税抜の対象経費が上限)[3] |
| 対象 | 県の「かながわソーラーバンクシステム」に登録されたプラン。新築・既存とも対象 [3] |
| 受付 | 2026年5月11日〜12月28日。先着順で、予算1億2,700万円に達したら終了 [3] |
| 状況 | 10月21日時点で予算の70%に到達 [3] |
すでにある太陽光に蓄電池だけをつける場合が対象かは、県の資料で確認できていません(確認中)。[3] 同じ年度に、県の住宅用補助と両方を使うことはできません。[3]
県の共同購入
県の共同購入「かながわ みんなのおうちに太陽光」は、参加者を集めて入札し、価格を下げる仕組みです。補助金ではありません。すでに太陽光がある家向けの「蓄電池のみプラン」もあります。[4]
参加登録は10月29日までです(9月17日から延長)。登録は無料で、購入の契約ではありません。見積もりを見てから契約するかを決められます。施工する事業者は市町村ごとに割り当てられ、選べません。[4]
運営会社のサイトに掲載されている落札価格(税込、二次情報)は、次のとおりです。設置条件で変わります。[5]
| プラン | 落札価格(税込) | 市場価格との比較 |
|---|---|---|
| 蓄電池のみ(7.4kWhの例) | 152万7,502円 | 29.23%減 |
| 太陽光+蓄電池(4.42kW+9.7kWhの例) | 251万5,714円 | 29.21%減 |
| 太陽光のみ | 110万9,848円 | 25.26%減 |
市町村の補助と組み合わせられるかは、チラシに「利用できる場合がある」とあるだけで、明記はありません。[4]
県と協定を結んでいる運営会社は1社だけです。似たチラシがほかの県で見つかっているので、個人情報を伝える前に事務局の電話番号で確かめてください。[4]
政令市の補助をくらべる
3つの政令市は、金額だけでなく、申請のタイミングと受け取り方が違います。
藤沢市・横須賀市の補助
藤沢市は、蓄電池の補助が2つの制度とも今年度の受付を終えています。横須賀市は、蓄電池の補助が太陽光と一緒につける場合だけで、その受付も止まっています。横須賀市の太陽光の補助は受付中です。
| 市町村 | 蓄電池 | 太陽光 | 申請のタイミング | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 藤沢市 | 1件5万円(太陽光パネル等の補助) | 1kWあたり1.5万円(上限5万円) | 工事の前(交付決定の後に着工) | 予算終了(蓄電池は7月28日。自家消費型も8月18日に募集終了)[11] |
| 横須賀市 | 費用の1/3(上限は1kWhあたり4.7万円 × 容量。太陽光と同時のみ) | 1kWあたり7万円(売電の認定をとらない) | 工事の前(交付決定の後に契約・着工) | 蓄電池は予算終了(9月16日で受付停止)。太陽光は受付中(2027年1月15日まで)[12] |
すでに太陽光がある家に7kWhを足す場合、いま2市で受けられる蓄電池の補助はありません。横須賀市で太陽光を新しくつけるなら、3kWで21万円です。[11][12]
ほかの市町村に住む人へ
このサイトで調べているのは、横浜市・川崎市・相模原市の3つの政令市と、藤沢市・横須賀市です。ほかの市町村は、まだ調べていないため、補助の有無も金額も載せていません。
県は、県内の市町村の補助制度を一覧にしたPDFを公開しています。まずはこの一覧で住んでいる市町村の制度を探し、市町村の公式ページで最新の受付状況を確かめてください。[6]
市町村の制度で、とくに確かめておきたいのは次の点です。
- 申請のタイミング:工事の前か、設置の後か。前の制度で順番をまちがえると、補助を受けられません
- 蓄電池だけの後付けが対象か:太陽光と同時につける場合に限る制度もあります
- 金額の決め方:定額か、容量に比例するか、費用の割合か。上限はいくらか
- 受付期間と予算:期ごとの受付か、先着か抽選か
- 受け取り方:現金の振込か、ポイントや商品券か
- 業者の条件:市内の業者や登録した業者の施工が条件か
わからない点は、市町村の担当課に聞くのが確実です。見積もりの段階で業者に聞くと、申請の経験があるかどうかもわかります。
自己負担はいくらになる?
国は、蓄電池の価格の目安(目標価格)を、工事費込みで1kWhあたり12.5万円(税抜)としています。[10] この価格で7kWhを設置した場合で計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- 県の補助:0円(予算終了)
| 住んでいる市 | 市の補助 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|
| 横浜市 | 12万円分(ポイント等) | 87.5万円 − 12万円 = 75.5万円 |
| 川崎市 | 30万円 | 87.5万円 − 30万円 = 57.5万円 |
| 相模原市 | いまは0円(第2期で20万円) | 87.5万円(第2期で67.5万円) |
神奈川県の市の補助は、定額か上限で止まる仕組みです。このため、見積もりの額の差が、そのまま自己負担の差になります。
このサイトの共通の基準(7kWh・税込96.25万円、1日4kWhを自分で使い、年に約3.3万円の電気代が浮く)では、補助がない場合、元が取れるまで約29年かかる計算です。費用をどこまで下げられるかが、補助の額と同じくらい大切になります。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる申し込みの順番
- 住んでいる市町村の補助を確かめる(申請のタイミング、対象の機器、受付期間)
- 見積もりをとり、機種と工事の内容を決める
- 設置する
見積もりで確かめておきたいこと
神奈川県では補助が小さく、払う額は設置費用で大きく変わります。見積もりの段階で、次のことを業者に確かめておくと安心です。
- 住んでいる市町村の補助の申請タイミングを把握しているか
- 製品が、市町村の補助の対象機器(SII登録など)か
- すでにある太陽光とつなげる機種か、つなぐ工事の費用はいくらか
- 補助の期限(横浜市12月25日、川崎市12月28日・完了1月31日、相模原市2月26日)に間に合う工期か
何社かの見積もりをくらべると、相場から外れた価格に気づきやすくなります。
補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
無料で見積もりをくらべるよくある質問
横浜市・川崎市・相模原市に住んでいても、県の補助は使える?
県の補助と、国や市の補助は併用できる?
問い合わせ先
神奈川県脱炭素戦略本部室補助金審査事務局(住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助担当)
電話:050-1784-5835(平日8時45分〜17時。12時〜13時を除く)
共同購入:神奈川 みんなのおうちに太陽光事務局 電話:0120-723-100
担当課:神奈川県 環境農政局 脱炭素戦略本部室 家庭グループ
近くの区・市の補助金
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
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出典
- 令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(神奈川県、公式ページ、2026年10月22日更新)/神奈川県家庭部門脱炭素推進事業費補助金交付要綱(要綱PDF、2026年4月1日)/実施要領(要綱PDF、2026年4月30日)/補助事業実施の手引き(令和8年度版)(募集案内PDF、発行日の記載なし) p.6(同時導入の条件) 2026年10月24日確認
- 住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金の第2期受付等を開始!(神奈川県、記者発表、2026年8月18日) 2026年10月24日確認
- 令和8年度神奈川県太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金(神奈川県、公式ページ、2026年10月22日更新)/交付要綱(要綱PDF、発行日の記載なし)/Q&A集(募集案内PDF、2026年4月30日) 2026年10月24日確認
- 住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業(神奈川県、公式ページ、2026年9月10日更新)/共同購入チラシ(令和8年度)(募集案内PDF、発行日の記載なし) 2026年10月24日確認
- みんなのおうちに太陽光 神奈川(アイチューザー株式会社、二次情報) 2026年10月24日確認
- 令和8年度 県内市町村の補助制度一覧(神奈川県、PDF、発行日の記載なし) 2026年10月24日確認
- 横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業(横浜市、公式ページ、2026年10月23日更新) 2026年10月24日確認
- 太陽光発電設備等設置費補助金(令和8年度)(川崎市、公式ページ、2026年10月21日更新)/申請の手引き(個人住宅編)(募集案内PDF、2026年6月22日) 2026年10月24日確認
- 住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金(相模原市、公式ページ、2026年10月8日更新)/令和8年度 ご案内(募集案内PDF、2026年8月) 2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。DR補助金の受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
- 令和8年度藤沢市住宅用太陽光パネル等設置費補助金の募集について(藤沢市、公式ページ、2026年7月31日更新)/令和8年度藤沢市住宅用太陽光発電システム(自家消費型)等設置費補助金の募集について(藤沢市、公式ページ、2026年9月8日更新) 2026年10月24日確認
- 【自己所有型(個人)】太陽光発電設備・併用蓄電池補助(横須賀市、公式ページ、2026年9月17日更新) 2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 藤沢市・横須賀市の補助の節を追加
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開。住宅用補助の第2期締切(9月7日)、0円ソーラー向け補助の予算70%到達(10月21日時点)を反映
次回確認予定:2026年10月31日