太陽光あり・蓄電池7kWhの場合 受付中
10万円(埼玉県の補助)
蓄電池
1台 × 10万円(定額) ・ 事前申請(交付決定後に着工)
太陽光(既存の家に3kW)
3kW × 7万円(予算終了)
補助の額は、工事費などの実際にかかった費用(国・区市町村の補助を引いた額)が上限です。区市町村の補助が上乗せされる地域もあります。
はじめに
埼玉県の蓄電池の補助は、1台あたり10万円の定額です。容量に関係なく、7kWhでも10万円です。国の蓄電池の補助金(DR補助金)は2026年5月29日に予算に達して受付を終え、SIIは再開の予定はないとしています。いま県内で使える補助の中心は、この県の補助です。[1][5]
県の補助は、市町村ではなく、県の補助事業者である環境ネットワーク埼玉へ直接、電子申請します。対象になるのは県が認定した「あんしん事業者」と契約した場合だけで、交付決定の前に工事を始めると対象外です。太陽光の補助は、5月27日に予算に達して受付を終えています。[1][2]
東京都の蓄電池の補助(1kWhあたり10万円)とくらべると、埼玉県の補助は小さく、設置費用のごく一部です。補助金の額は条件でほぼ決まりますが、実際に払う額は費用しだいです。このページでは、県の補助の金額と条件、申し込みの順番、市町村の補助の調べ方を説明し、最後に見積もりで確かめたいことをまとめます。
このページの要点
- 蓄電池は1台10万円の定額。容量で増えない(7kWh × 単価ではない)
- 受付は2027年1月29日17時まで。10月19日時点で予算の約65%が申請済み
- 申請は環境ネットワーク埼玉へ電子申請。市町村の窓口は通さない
- 契約相手は県のあんしん事業者に限る。交付決定の後に着工する
- 太陽光の県の補助は5月27日に受付終了
- 国のDR補助金は2026年5月29日に予算到達で終了。再開の予定はない
- 補助は費用の約1割。自己負担は見積もりの額で大きく変わる
県の補助の金額
前提:既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWh・費用が十分
蓄電池7kWhで 10万円(1台あたり10万円の定額)[1]
計算式:1台 × 10万円 = 10万円(設備購入費〈税抜〉から国・市町村の補助を引いた額が上限)
| 設備 | 補助額 | 受付状況 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| 蓄電池 | 1台10万円(定額) | 受付中 | 既存住宅・太陽光あり(既設か同時)・SII登録製品 [1] |
| エネファーム | 1台5万円 | 受付中 | 既存住宅 [1] |
| 太陽光 | 1kWあたり7万円(上限35万円) | 受付終了 | 蓄電池と同時設置・FIT認定を受けない など [2] |
| 太陽熱利用システム | 経費の3分の2(上限20万円) | 受付終了 | 太陽光と同じ日に予算到達 [2] |
蓄電池の補助は、「設備購入費(税抜)から国や市町村の補助額を引いた額」が上限で、1万円未満は切り捨てます。工事費は対象経費に入りません。 本体の価格(税抜)から市町村などの補助を引いても10万円以上残れば、10万円を受け取れる計算です。[1]
太陽光は、5月27日9時30分に申請額が予算に達して受付を終えました。参考までに、3kWなら3kW × 7万円 = 21万円でしたが、受付終了のため合計には含めません。[2]
国の蓄電池の補助金(DR補助金)は、2026年5月29日に予算に達して受付を終えました。SIIは再開の予定はないとしています。[5]
容量で補助金は変わる?
変わりません。1台あたりの定額で、容量の決まりもありません。[1]
| 蓄電池の容量 | 費用の目安(容量 × 12.5万円) | 県の補助 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|---|
| 5kWh | 62.5万円 | 10万円 | 52.5万円 |
| 7kWh | 87.5万円 | 10万円 | 77.5万円 |
| 10kWh | 125万円 | 10万円 | 115万円 |
| 12kWh | 150万円 | 10万円 | 140万円 |
費用の目安は、国の目標価格(工事費込みで1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算しています。[5] 容量を増やしても補助は同じなので、大きな容量ほど、費用に占める補助の割合は小さくなります。
自己負担はいくらになる?
国が蓄電池の価格の目安として示す「目標価格」は、工事費込みで1kWhあたり12.5万円(税抜)です。[5] この価格で7kWhを設置したとして計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- 県の補助:10万円(定額)
- 自己負担:87.5万円 − 10万円 = 77.5万円(市町村の補助がない場合)
県の補助は、費用の目安の約1割(10万円 ÷ 87.5万円)です。残りの約9割は見積もりの額で決まります。補助の額より、見積もりの差のほうが自己負担に大きく響くということです。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、見積もりが必要です。
実際の費用を見積もるいま申し込める?
申し込みの順番
- 県のあんしん事業者に見積もりを依頼し、契約する(注文書・注文請書でも可)[1]
- 環境ネットワーク埼玉へ電子申請する(契約書の写し、申請額と一致する見積書などを添付)[4]
- 交付決定の後に、工事を始めて設置する(決定前の着工は対象外)[1]
- 審査で額が確定したあと、本人の口座に振り込まれる [3]
住んでいる市町村にも補助があれば、市町村には別に申請します。市町村への申請が工事の前か後かは市町村の要綱で決まるので、契約の前に確かめてください。
県の補助は契約相手が認定事業者に限られ、交付決定の前には工事を始められません。見積もりの段階で、申請に慣れた業者に段取りを相談すると安心です。
申請に慣れた業者に相談うちは対象?かんたんチェック
6つの質問で、埼玉県の対象かがわかります
あと6問で結果が出ます
要綱と募集案内をもとにした目安です。最終的な判断は各自治体の審査によります。
「わからない」を選んだ項目は、見積もりのときに業者の認定と製品の型番で確かめられます。
市町村の実施状況
県の補助とは別に、市町村が独自の補助を出していることがあります。県も「市町村独自の補助金は各市町村で確認」と案内しています。[1]
| 市町村 | 蓄電池 | 太陽光 | 申請のタイミング | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| さいたま市 | なし | なし | ― | 住宅向けの補助なし(今後の予定もないと公表)[6] |
| 川口市 | 設置費の1/2(上限16万円、市内業者以外は8万円) | 設置費の1/2(上限は蓄電池と同じ) | 設置の後 | 受付中(2027年3月15日まで・先着順)[7] |
| 川越市 | 定額3万円(4kWh以上) | 定額3万円(蓄電池かV2Hと同時) | 工事の完了後 | 受付終了(前期は9月24日まで。後期は2027年1月予定)[8] |
| 所沢市 | 1kWhあたり3万円(上限24万円) | 1kWあたり3万円(上限15万円) | 設置・支払いの後 | 再開待ち(第3期は11月2日〜11月30日)[9] |
| 越谷市 | 定額5万円 | 1kWあたり2万円(上限8万円) | 工事の前(交付決定の後に着工) | 受付終了(前期・後期とも抽選済み)[10] |
| ほかの市町村 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 | このサイトでは未調査(市町村の公式ページで確認) |
この表に載せているのは、さいたま市・川口市・川越市・所沢市・越谷市の5市です。ほかの市町村は、このサイトではまだ調べていないため、補助の有無も金額も載せていません。住んでいる市町村の補助は、次の「市町村の補助の調べ方」の手順で、市町村の公式ページか担当課の窓口で確かめてください。
さいたま市は、住宅向けの太陽光・蓄電池の補助を行っておらず、今後の予定もないと公式に書いています。さいたま市に住んでいる場合、使えるのは県の10万円です。[6]
5市のうち、いま市の蓄電池の補助を受け付けているのは川口市だけです。蓄電池7kWhなら、県の10万円と合わせて最大26万円(市内業者以外は18万円)です。所沢市は11月2日から第3期を受け付け、7kWhなら市の分は21万円です。川越市と越谷市は今年度の受付を終えていて、川越市は後期を2027年1月に始める予定です。[7][8][9][10]
市町村の補助の調べ方
よくある質問
見積もりで確かめておきたいこと
埼玉県の補助は額が小さいぶん、自己負担はほぼ見積もりの額で決まります。見積もりの段階で、次のことを確かめておくと安心です。
- 業者が県の「あんしん事業者」に認定されているか
- 製品がSIIの登録製品か(型番で確認)
- 見積書の内訳が、申請額と一致する形でそろえられるか
- 交付決定を待ってから着工する日程になっているか
- 住んでいる市町村の補助の有無と、申請のタイミング
同じ容量でも、見積もりの額は業者や機種で変わります。複数の見積もりをくらべて、費用の相場を確かめておきましょう。
補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
無料で見積もりをくらべる問い合わせ先
蓄電池・エネファームの補助
認定特定非営利活動法人 環境ネットワーク埼玉 補助金担当
電話:048-767-6151(平日9時30分〜16時50分)
メール:[email protected]
太陽光・太陽熱の補助、制度全般
埼玉県 環境部 エネルギー環境課 住宅等省エネルギー推進担当
電話:048-830-3042(平日8時30分〜17時)
環境ネットワーク埼玉の048-749-1217は別の事務所で、補助金の問い合わせには対応していません。[3]
県は、太陽光や蓄電池の設置・点検の勧誘も、SNSでの補助金の宣伝も行っていません。不審な勧誘には注意してください。[1]
近くの区・市の補助金
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
あわせて読みたい
出典
- 令和8年度 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金(埼玉県エネルギー環境課、公式ページ、2026年8月31日更新)/家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金交付要綱(蓄電池・エネファーム、環境ネットワーク埼玉、2026年4月1日、要綱PDF) 2026年10月24日確認
- 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金交付要綱(太陽光・太陽熱、埼玉県、2026年4月1日、要綱PDF)/よくある質問(埼玉県、2026年5月21日更新、PDF) 2026年10月24日確認
- 補助金ページ(環境ネットワーク埼玉、蓄電池・エネファーム事務局、公式ページ) 受付状況は2026年10月19日時点。2026年10月24日確認
- よくある質問 令和8年度(環境ネットワーク埼玉、PDF)/家庭用蓄電池・エネファームの導入を支援します(埼玉県、公式ページ) 2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(1.1版)(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
- 令和8年度 省エネ・断熱住宅普及促進補助金(さいたま市、公式ページ、2026年9月11日更新) 2026年10月24日確認
- 令和8年度 川口市地球温暖化対策活動支援金総合案内(川口市、公式ページ、2026年10月2日更新) 2026年10月24日確認
- 令和8年度川越市住宅用脱炭素化設備等導入奨励金(前期)の御案内(川越市、公式ページ、2026年10月8日更新) 2026年10月24日確認
- 令和8年度【家庭用】創エネ・蓄エネ「所沢市スマートハウス化推進補助金」のご案内(所沢市、公式ページ、2026年10月16日更新) 2026年10月24日確認
- 令和8年度越谷市ゼロカーボン推進補助金について(越谷市、公式ページ、2026年10月21日更新) 2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 市町村の実施状況に川口市・川越市・所沢市・越谷市を追加
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開。蓄電池の予算の申請割合(10月19日時点 約65%)を反映
次回確認予定:2026年10月31日