さいたま市で蓄電池をつけるなら、使えるのは埼玉県の補助金です。県の補助は1台10万円の定額で、7kWhでも10万円です。さいたま市は、住宅向けの太陽光・蓄電池の補助を行っておらず、今後の予定もないと公式に書いています。[1][3]
県の補助は、市役所ではなく、県の補助事業者である環境ネットワーク埼玉へ直接申請します。県が認定した「あんしん事業者」と契約することが条件で、交付決定の前に工事を始めると対象外です。このページでは、県の補助の額と申し込みの順番、市の補助がない経緯、代わりに使える選択肢をまとめました。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、実際に払う額は設置費用しだいです。さいたま市では補助が10万円と費用の一部にとどまるため、補助の額より見積もりの差のほうが、自己負担に大きく響きます。最後は見積もりで確かめるのが確実です。
このページの要点
- 使えるのは埼玉県の10万円(1台あたりの定額。容量で増えない)
- さいたま市は住宅向けの太陽光・蓄電池の補助なし。今後の予定もないと公表
- 県の申請は環境ネットワーク埼玉へ電子申請。市を通さない
- 契約相手は県のあんしん事業者に限る。交付決定の後に着工する
- 補助は費用の約1割。自己負担は見積もりの額で大きく変わる
- 国の蓄電池補助金(DR補助金)は2026年5月29日に予算到達で終了。再開の予定はない
もらえる補助金の額
何をつけるかで額が変わります。選ぶと、内訳と合計が出ます。
容量と太陽光の有無を選ぶと、県の補助金と、費用・自己負担の目安が出ます。
補助金シミュレーター
3つ選ぶだけで、合計がその場で変わります
費用は国の目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算した目安です。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は機種や工事で業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、実際の見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる容量で補助金は変わる?
変わりません。県の補助は1台あたりの定額で、容量の決まりもありません。[1]
| 蓄電池の容量 | 埼玉県 | さいたま市 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 5kWh | 10万円 | ― | 10万円 |
| 7kWh | 10万円 | ― | 10万円 |
| 10kWh | 10万円 | ― | 10万円 |
| 12kWh | 10万円 | ― | 10万円 |
容量を増やすと本体価格は上がりますが、補助は増えません。容量は補助ではなく、家の使い方と見積もりの額で決めることになります。
自己負担はいくらになる?
設置費用
87.5万円
補助金
10万円
自己負担
77.5万円
国が蓄電池の価格の目安として示す「目標価格」は、工事費を含めて1kWhあたり12.5万円(税抜)です。[5] この価格で7kWhを設置した場合で計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- 補助金:埼玉県 10万円
- 自己負担:87.5万円 − 10万円 = 77.5万円
県の補助は、費用の目安の約1割(10万円 ÷ 87.5万円)です。残りの約9割は見積もりの額しだいなので、同じ容量でも業者や機種がちがえば、自己負担は補助の額以上に動きます。
いま申し込める?
県の蓄電池の補助は受付中です。さいたま市には、住宅向けの太陽光・蓄電池の補助がありません。
さいたま市の補助がない理由・経緯
さいたま市は、市民向けの住宅用太陽光・蓄電池の補助を実施しておらず、今後の実施予定もないと、省エネ・断熱住宅普及促進補助金のページに書いています。[3]
県の蓄電池の補助を市が取り次ぐ仕組みもありません。市が住宅向けの補助を行わない理由は、市の公表資料では確認できていません(確認中)。
市には事業所向けの太陽光・蓄電池の補助がありますが、住宅や個人は対象外です。
代わりに使える選択肢
蓄電池には県の補助を使います。そのほかに、市や県が案内している制度は次のとおりです。
1. 埼玉県の蓄電池の補助(受付中)
1台あたり10万円の定額です。県のあんしん事業者と契約し、交付決定の後に着工します。申請は環境ネットワーク埼玉への電子申請です。[1]
2. 共同購入「みんなのおうちに太陽光」
参加者を集めてまとめて購入し、価格を下げる仕組みで、補助金ではありません。対象は10kW未満の太陽光と蓄電池で、2026年第2回の登録は2026年9月15日〜2027年2月25日です。[6]
登録は公式の専用サイトからのみで、市は似たチラシに注意するよう呼びかけています。県の補助と組み合わせられるかは、市のページでは確認できていません(確認中)。[6]
3. さいたま市 省エネ・断熱住宅普及促進補助金(受付終了)
新築のZEH(使うエネルギーを太陽光などでまかなう住宅)が対象で、上限30万円でした。太陽光・蓄電池だけの設置は対象外です。令和8年度は9月10日に予算に達し、全区分の受付を終えています。[3]
令和9年度の内容は、10月24日時点で公表されていません。
申し込みの順番
- 県のあんしん事業者に見積もりを依頼し、契約する(注文書・注文請書でも可)[1]
- 環境ネットワーク埼玉へ電子申請する(契約書の写し、申請額と一致する見積書などを添付)[4]
- 約2か月で交付決定。メールでマイページのURLが届く [4]
- 交付決定の後に工事を始め、設置する(決定前の着工は対象外)[1]
- マイページから実績報告をする(工事完了から30日以内か2027年2月26日17時の早いほう)[1]
- 審査で額が確定したあと、本人の口座に振り込まれる [4]
さいたま市への申請はありません。東京都とちがい、契約の前の事前申込ではなく、契約の後・工事の前に申請します。
県の補助は、契約相手が認定事業者に限られ、交付決定の前には工事を始められません。見積もりの段階で、申請に慣れた業者に段取りを相談すると安心です。
申請に慣れた業者に相談県への申請方法と書類
県の蓄電池の補助は電子申請です。市町村の窓口ではなく、環境ネットワーク埼玉の電子申請フォームから申し込みます。[4]
主な提出書類
- 交付申請書(電子申請フォーム)
- 工事請負契約書か売買契約書の写し(注文書・注文請書でも可。機器の型番の記載が必要)
- 申請額と一致する内訳書・見積書
- 住民票の写し(3か月以内、世帯全員、マイナンバーの記載なし)
- 建物の公課証明書・評価証明書・登記事項証明書のいずれか(3か月以内)
- 太陽光を同時につけない場合は、既設の太陽光の証明(売電の明細・写真・契約書など)
金額が変わるときは変更申請、やめるときは中止の申請が必要です。[4]
見積書は申請額と一致している必要があるので、見積もりの段階から申請に使う形でそろえてもらうと手戻りがありません。
補助金はいつ振り込まれる?
県の補助は、実績報告の審査で額が確定したあと、本人名義の普通預金口座に振り込まれます。交付申請から交付決定までは約2か月です。[4]
補助金をうたう訪問に注意
うちは対象?かんたんチェック
6つの質問で、埼玉県とさいたま市の対象かがわかります
あと6問で結果が出ます
要綱と募集案内をもとにした目安です。最終的な判断は各自治体の審査によります。
「わからない」を選んだ項目は、見積もりのときに業者の認定と製品の型番で確かめられます。
補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
さいたま市では補助が10万円にとどまるため、自己負担はほぼ見積もりの額で決まります。複数の見積もりをくらべて、費用の相場を確かめておくと安心です。
無料で見積もりをくらべるよくある質問
問い合わせ先
さいたま市 環境局 環境共生部 ゼロカーボン推進戦略課 普及推進係
電話:048-829-1316
県の蓄電池の補助:環境ネットワーク埼玉 補助金担当
電話:048-767-6151(平日9時30分〜16時50分)
メール:[email protected]
環境ネットワーク埼玉の048-749-1217は別の事務所で、補助金の問い合わせには対応していません。[4]
近くの区・市の補助金
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
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出典
- 令和8年度 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金(埼玉県エネルギー環境課、公式ページ、2026年8月31日更新)/家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金交付要綱(蓄電池・エネファーム、環境ネットワーク埼玉、2026年4月1日、要綱PDF) 2026年10月24日確認
- 家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金交付要綱(太陽光・太陽熱、埼玉県、2026年4月1日、要綱PDF) 2026年10月24日確認
- 令和8年度 省エネ・断熱住宅普及促進補助金(さいたま市、公式ページ、2026年9月11日更新) 2026年10月24日確認
- 補助金ページ(環境ネットワーク埼玉、蓄電池・エネファーム事務局、公式ページ)/よくある質問 令和8年度(環境ネットワーク埼玉、PDF) 受付状況は2026年10月19日時点。2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(1.1版)(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
- みんなのおうちに太陽光(さいたま市、公式ページ、2026年9月18日更新) 2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開。市の住宅向け補助がないこと、県の蓄電池補助の申請割合(10月19日時点 約65%)を反映
次回確認予定:2026年10月31日