横浜市で蓄電池をつけるとき、いま申し込めるのは横浜市の「YGrEP(横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業)」です。蓄電池は1件12万円分で、現金ではなく、キャッシュレス決済のポイントか商品券で受け取ります。神奈川県の住宅用の補助は、9月7日に予算に達して締め切られました。[1][3]
YGrEPは設置の前に申し込む制度で、受付は12月25日までです。予算に達した時点で終わります。このページでは、金額の内訳、申し込みの順番、対象の条件を公式情報からまとめました。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、実際に払う額は設置費用しだいです。横浜市の補助は定額12万円分なので、業者や機種による費用の違いのほうが、払う額を大きく左右します。最後は見積もりで、費用と自己負担を確かめるのが確実です。
このページの要点
- 蓄電池7kWhなら、いま使えるのは横浜市の12万円分(定額。ポイントか商品券で受け取る)
- 神奈川県の住宅用補助は9月7日に予算終了。もともと太陽光と蓄電池を同時につける場合だけが対象
- 横浜市は設置の前に申請。受付は12月25日まで(先着順、予算に達したら終了)
- 申請に使う特設サイトは一時公開を停止していたが、10月23日に公開を再開
- 国のDR補助金は2026年5月29日に予算到達で終了。再開の予定はない
- 補助金の額は条件で決まるが、自己負担は設置費用しだい。費用は見積もりで確かめる
もらえる補助金の額
何をつけるかで額が変わります。選ぶと、内訳と合計が出ます。
前提:すでに太陽光がある家に7kWhを後付け
前提:既存の家に3kW
既存の家・太陽光3kWの場合
4.5万円(横浜市)
神奈川県
予算終了(参考: 21万円)[3]
横浜市
3kW × 1.5万円分(上限4kW)
前提:太陽光3kWと蓄電池7kWhを同時に
太陽光3kW・蓄電池7kWhの場合
16.5万円(横浜市)
神奈川県
蓄電池 予算終了(参考: 15万円) / 太陽光 予算終了(参考: 21万円)
横浜市
蓄電池 1件12万円分 = 12万円 / 太陽光 3kW × 1.5万円分(上限4kW) = 4.5万円
計算:12万円 + 4.5万円 = 16.5万円
蓄電池はSIIの登録製品に限ります。補助の合計は、工事費などの実際にかかった費用が上限です。太陽光の費用は含めずに計算しています。
3つ選ぶと、補助金と自己負担の目安がその場でわかります。
横浜市の補助金シミュレーター
3つ選ぶと、補助金と自己負担の目安がわかります
費用は国の目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算した目安です。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は機種や工事で業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、実際の見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる容量で補助金は変わる?
横浜市の蓄電池は容量にかかわらず12万円分です。容量を増やすと費用だけが増えるので、自己負担の差は容量の選び方で大きく変わります。[1]
| 蓄電池の容量 | 費用の目安(税抜) | 横浜市 | 自己負担の目安 |
|---|---|---|---|
| 5kWh | 62.5万円 | 12万円分 | 50.5万円 |
| 7kWh | 87.5万円 | 12万円分 | 75.5万円 |
| 10kWh | 125万円 | 12万円分 | 113万円 |
| 12kWh | 150万円 | 12万円分 | 138万円 |
費用の目安は、国が示す目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算しています。[4] 必要な容量は、停電のときに使いたい家電と、毎日の電気の使い方から決めるのが基本です。
自己負担はいくらになる?
設置費用
87.5万円
補助金
12万円
自己負担
75.5万円
国が蓄電池の価格の目安として示す「目標価格」は、工事費を含めて1kWhあたり12.5万円(税抜)です。[4] この価格で7kWhを設置した場合で計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- 補助金:横浜市 12万円分(ポイントか商品券)
- 自己負担:87.5万円 − 12万円 = 約75.5万円
横浜市の12万円分は、設置が終わったあとにポイントか商品券で受け取ります。工事代金は、いったん全額を支払う必要があります。
費用の目安は87.5万円ですが、実際の見積もりは機種や工事内容で上下します。補助が定額なので、見積もりの差がそのまま自己負担の差になります。
いま申し込める?
横浜市は受付中、神奈川県は予算終了です。
| 制度 | 受付状況 | 期間 |
|---|---|---|
| 横浜市 参加・導入支援申請(設置前) | 受付中 | 2026年6月15日〜12月25日 |
| 横浜市 設置完了申請(設置後) | 受付中 | 2026年6月16日〜2027年1月22日 |
| 横浜市 ポイントの付与 | ― | 2027年3月12日まで |
| 神奈川県 住宅用補助 | 予算終了 | 第2期は9月7日に締切。第3期の告知なし |
横浜市の支援の総額は2億2,500万円で、先着順です。予算に達した時点で受付を終えます。予算の使われ具合は特設サイトに欄がありますが、数値は確認できていません(確認中)。[1][2]
特設サイトは、PHPの脆弱性への対応とセキュリティ確認のため一時公開を停止していましたが、10月23日に公開を再開しました。[1]
申し込みの順番
横浜市は、設置の前に申し込みます。設置した後からは申請できません。
- 見積もりで、機種(SII登録製品)と工事の内容を決める
- 蓄電池を設置する
- 設置後の写真などをそろえ、「設置完了申請」をする(2027年1月22日まで)[1]
参加・導入支援申請をした時点で、支援が決まるわけではありません。審査で採択されない場合もあります。[2]
申請より前に購入や工事の契約をしていても、申請できます。工事を始められるのは、Web申請の受理メールが届いた翌日からです。[2]
申請者は設置する本人です。業者は入力の手伝いや連絡先としての登録はできますが、代わりに申請者になることはできません。[1]
横浜市の補助は設置の前の申請が必要です。見積もりの段階で、申請に慣れた業者に段取りを相談すると安心です。
申請に慣れた業者に相談横浜市への申請方法と書類
ポイントはいつもらえる?
設置完了申請のあと、事務局の審査を経て案内が届きます。審査にかかる期間の目安は、市の資料に記載がありません(確認中)。[2] 審査が終わってから、ポイントは約2週間程度で付与されます(商品券は約1か月)。[2]
受け取り方は、キャッシュレス決済サービスのポイントか、JCBギフトカードから選びます。付与と送付は2026年9月以降に順次行うとされ、ポイントの付与は2027年3月12日までです。[2]
現金の振込ではないので、通帳での確認はありません。工事代金は先に全額を支払い、補助は後から受け取る流れです。
補助金をうたう訪問に注意
横浜市の補助は、設置の前に申請しないと受けられません。「今日決めれば補助金が間に合う」と言われても、その場では契約せず、申請の段取りを自分でも確かめてください。
県は、県の共同購入事業に似たチラシがほかの県で見つかっていると注意を呼びかけています。県と協定を結んでいる事業者は1社だけで、個人情報を伝える前に事務局の電話番号で確かめるよう案内しています。[7]
うちは対象?かんたんチェック
7つの質問で、神奈川県と横浜市の対象かがわかります
あと7問で結果が出ます
要綱と募集案内をもとにした目安です。最終的な判断は各自治体の審査によります。
「わからない」を選んだ項目は、見積もりのときに製品の型番とつなぎ方で確かめられます。なお、新築か既存かの区別は、市の資料に記載がありません(確認中)。
ほかに使える選択肢
横浜市の補助のほかに、県の制度が2つあります。どちらも横浜市の住宅で使えます。[3][6][7]
- 県の0円ソーラーの補助:初期費用なしで設置するサービスの事業者に、県が補助します。住宅の持ち主は申請できず、リース料などが下がる形で還元されます。受付は12月28日までで、10月21日時点で予算の70%に達しています。蓄電池だけの後付けが対象かは、県の資料で確認できていません。[6]
- 県の共同購入:補助金ではなく、参加者を集めて価格を下げる仕組みです。すでに太陽光がある家向けの「蓄電池のみプラン」もあります。参加登録は10月29日までで、登録は無料、契約ではありません。[7]
共同購入の落札価格は、蓄電池のみプラン(7.4kWhの例)で152万7,502円(税込)と、運営会社のサイトに掲載されています(二次情報)。設置条件で変わります。[8]
補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
横浜市の補助は定額なので、払う額は費用の差で決まります。何社かの見積もりをくらべると、相場から外れた価格に気づきやすくなります。
無料で見積もりをくらべるよくある質問
12万円分は、現金でもらえる?
現金ではもらえません。キャッシュレス決済サービスのポイントか、JCBギフトカードで受け取ります。郵送で申請した場合は、商品券だけです。[2] 選べるキャッシュレス決済サービスは、特設サイトで確かめてください。
神奈川県の補助と両方もらえる?
国などのほかの補助金とは?
太陽光だけをつけても対象?
横浜市の太陽光は、蓄電池・エコキュート・EV・PHEVのいずれかを同時につけるか、すでにあることが条件です。[1] 太陽光だけを単独でつける場合は対象になりません。
業者に申請を任せられる?
申請者になれるのは設置する本人です。業者は入力の手伝いはできますが、代わりに申請はできません。[1]
問い合わせ先
横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業事務局
申請者用 電話:03-6625-2260(10時〜18時。日・月・祝日と12月29日〜1月3日は休み。2027年3月中旬ごろまで)
販売事業者用 電話:03-6625-2259
横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 脱炭素ライフスタイル推進課 電話:045-671-2661(県の市町村補助の一覧による)[5]
近くの区・市の補助金
- 川崎市受付中 蓄電池7kWhの例で市の補助で30万円
- 町田市(東京都)都の補助のみ 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
- 藤沢市予算終了 蓄電池7kWhの例でいまは市・県とも受付なし
- 横須賀市太陽光のみ 蓄電池7kWhの例で蓄電池は受付なし・太陽光は市の補助あり
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
あわせて読みたい
出典
- 横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業(横浜市、公式ページ、2026年10月23日更新) 2026年10月24日確認
- YGrEP 2026 特設サイト(横浜市、公式ページ)/事業説明資料(PDF) p.16〜17(契約・着工の時期)/設備導入支援制度 利用規約(PDF) 第6条(着工・付与の時期) 2026年10月23日に公開再開。2026年10月24日確認
- 令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(神奈川県、公式ページ、2026年10月22日更新)/補助事業実施の手引き(令和8年度版)(募集案内PDF、発行日の記載なし) p.6(同時導入の条件) 2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
- 令和8年度 県内市町村の補助制度一覧(神奈川県、PDF、発行日の記載なし) 2026年10月24日確認
- 令和8年度神奈川県太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金(神奈川県、公式ページ、2026年10月22日更新) 2026年10月24日確認
- 住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業(神奈川県、公式ページ、2026年9月10日更新) 2026年10月24日確認
- みんなのおうちに太陽光 神奈川(アイチューザー株式会社、二次情報) 2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開。特設サイトの公開再開(10月23日)を反映
次回確認予定:2026年10月31日