相模原市で蓄電池をつけるとき、いま個人が申し込める補助はありません。市の奨励金は第1期の受付を9月30日に終え、第2期は2027年2月1日〜26日に受け付けます。神奈川県の住宅用の補助も、9月7日に予算に達しました。[1][2][6]
市の奨励金は、設置が終わってから申請する仕組みです。2026年10月1日から2027年2月26日までに設置を終えれば第2期の対象なので、いまから設置しても2月に申し込めます。蓄電池は定額20万円です。このページでは、第2期に向けた順番と条件、市の0円ソーラーの補助をまとめました。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、実際に払う額は設置費用しだいです。市の補助は定額20万円なので、業者や機種による費用の違いのほうが、払う額を大きく左右します。最後は見積もりで、費用と自己負担を確かめるのが確実です。
このページの要点
- 蓄電池7kWhで、いま受付中の補助はありません。第2期(2月)に申し込めば+20万円(定額)
- 第2期の申請は2027年2月1日〜26日必着。対象は2026年10月1日〜2027年2月26日に設置が終わったもの
- 市は設置後に申請。いま設置しても、2月に申し込める
- 神奈川県の住宅用補助は9月7日に予算終了。もともと太陽光と同時につける場合だけが対象
- 初期費用ゼロで設置する「0円ソーラー」には、事業者向けの市の補助が受付中
- 国のDR補助金は2026年5月29日に予算到達で終了。再開の予定はない
- 補助金の額は条件で決まるが、自己負担は設置費用しだい。費用は見積もりで確かめる
もらえる補助金の額
何をつけるかで額が変わります。選ぶと、内訳と合計が出ます。
前提:すでに太陽光がある家に7kWhを後付け
太陽光あり・蓄電池7kWhの場合
0万円
市の蓄電池は、太陽光とつながっていることが条件です。太陽光は新しくつけるものでも、すでにあるものでもかまいません。容量の条件や、費用を上限にする決まりは、市の資料に記載がありません。[2]
前提:既存の家に3kW
既存の家・太陽光3kWの場合
0万円
神奈川県
予算終了(参考: 21万円)[6]
相模原市
定額8万円(再開待ち)
前提:太陽光3kWと蓄電池7kWhを同時に
太陽光3kW・蓄電池7kWhの場合
0万円
神奈川県
蓄電池 予算終了(参考: 15万円) / 太陽光 予算終了(参考: 21万円)
相模原市
蓄電池 定額20万円(太陽光と連系)(再開待ち) / 太陽光 定額8万円(再開待ち)
蓄電池はSIIの登録製品に限ります。補助の合計は、工事費などの実際にかかった費用が上限です。太陽光の費用は含めずに計算しています。
3つ選ぶと、補助金と自己負担の目安がその場でわかります。市の分は第2期の受付前のため合計に入れず、第2期に申し込んだ場合の額を別に示します。
相模原市の補助金シミュレーター
3つ選ぶと、補助金と自己負担の目安がわかります
費用は国の目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算した目安です。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は機種や工事で業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、実際の見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる容量で補助金は変わる?
市の蓄電池は、容量にかかわらず定額20万円です。容量を増やすと費用だけが増えるので、自己負担の差は容量の選び方で大きく変わります。[2]
| 蓄電池の容量 | 費用の目安(税抜) | 相模原市(第2期) | 自己負担の目安(第2期に申請) |
|---|---|---|---|
| 5kWh | 62.5万円 | 20万円 | 42.5万円 |
| 7kWh | 87.5万円 | 20万円 | 67.5万円 |
| 10kWh | 125万円 | 20万円 | 105万円 |
| 12kWh | 150万円 | 20万円 | 130万円 |
費用の目安は、国が示す目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算しています。[8] 必要な容量は、停電のときに使いたい家電と、毎日の電気の使い方から決めるのが基本です。
自己負担はいくらになる?
設置費用
87.5万円
補助金
0万円
自己負担
87.5万円
国が蓄電池の価格の目安として示す「目標価格」は、工事費を含めて1kWhあたり12.5万円(税抜)です。[8] この価格で7kWhを設置した場合で計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- いまの補助金:0円
- 自己負担:87.5万円
第2期に申し込めれば、自己負担は87.5万円 − 20万円 = 67.5万円になる計算です。
補助は申請の後に振り込まれるため、工事代金はいったん全額を支払います。秋に設置した場合、振込は2027年の春以降になります(「補助金はいつ振り込まれる?」を参照)。
いま申し込める?
市の奨励金は第2期の受付開始待ち、神奈川県は予算終了です。
| 制度 | 受付状況 | 申請の期間(対象の設置期間) |
|---|---|---|
| 相模原市 第1期 | 終了 | 2026年9月1日〜9月30日必着(4月1日〜9月30日の設置) |
| 相模原市 第2期 | 2027年2月1日から | 2027年2月1日〜2月26日必着(2026年10月1日〜2027年2月26日の設置) |
| 神奈川県 住宅用補助 | 予算終了 | 第2期は9月7日に締切。第3期の告知なし |
市は1年の予定件数を決めていて、蓄電池などの自家消費コースは470件(各回235件)です。予定件数を超えると抽選になります。第1期は抽選なしで、交付決定の通知は10月下旬に送られる予定です。第2期で抽選になるかは、まだ公表されていません(確認中)。[1][2]
第2期の締切日は、市のQ&Aでは「令和8年2月26日」と書かれていますが、市の案内では令和9年(2027年)2月26日です。年の誤記と見られます。[2][3]
申し込みの順番
市は設置が終わった後に申請します。2月の受付を待つ間に、見積もりと工事を進められます。
- 見積もりで、機種(環境省のZEH化等支援事業の対象機器)と工事の内容を決める [2]
- 業者と契約し、2027年2月26日までに設置を終える(引き渡しの日がわかる書類をもらう)[2]
- 交付決定と額の確定の通知が届いたら、請求書を出す。1〜2か月ほどで振り込まれる [2]
申請書の日付は、設置が終わった日より後で、かつ申請期間の中の日にします。[2]
設置が2月下旬になると、書類をそろえて26日必着に間に合わせる時間が短くなります。設置の日は余裕をもって決めましょう。
第2期の申請には、設置が終わったことと支払いを証明する書類が要ります。見積もりの段階で、申請に慣れた業者に工期と書類の段取りを相談すると安心です。
申請に慣れた業者に相談市への申請方法と書類
申請は郵送(必着)か、市役所本館6階のゼロカーボン推進課の窓口です。窓口でも書類の不備の確認はしてもらえず、書類はすべてそろえて出します。一部だけの受付はできません。[2]
主な書類は次のとおりです。[2]
- 交付申請書兼実績報告書(第1号様式)、対象設備仕様書(第2号様式)、誓約書(第3号様式)
- 住民票(3か月以内、コピー不可)と、市税の滞納がないことの証明
- 支払いを証明する書類
- 蓄電池は、補助対象一覧表の該当ページ(色をつける)、メーカー名と型番がわかる書類、全景のカラー写真、引き渡しの日がわかる書類
- すでにある太陽光につなぐ場合は、その太陽光の証明書類
業者に申請を任せるときは、「申請等事務手続代行者選任届」(第4号様式)が要ります。[1] 書くときは黒のインクかボールペンを使い、消えるペンは使えません。[2]
補助金はいつ振り込まれる?
審査は2〜3週間ほどです。申請期間の翌月末ごろに、交付決定と額の確定の通知、請求書が届きます。請求書を出してから1〜2か月ほどで振り込まれます。[2]
第2期なら、通知は2027年3月末ごろ、振込はその後の請求から1〜2か月が目安という計算です。振り込まれても市から知らせはないので、通帳で確かめます。[2]
今秋に設置した場合、工事代金の立て替えは半年ほどか、それ以上になる計算です。資金の準備をしておきましょう。
0円ソーラーの補助
相模原市には、初期費用ゼロで太陽光や蓄電池を設置するサービスの事業者に向けた補助があり、いま受付中です。市民が申請するのではなく、事業者が申請し、電気料金やリース料の割引で還元します。[4][5]
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 太陽光 | 1kWあたり7万円(上限5kW・35万円)。市内事業者の施工なら1kWあたり3万円上乗せ(上限50万円)[4] |
| 蓄電池 | 費用の3分の1(1kWhあたり15.5万円の3分の1まで、上限51万円。千円未満切り捨て)[4] |
| 受付 | 2026年5月1日〜2027年1月29日必着。先着順で、予算を超えた時点で終了(残りの予算は記載なし)[4] |
| 対象のプラン | 市に登録されたプランのみ。市のページに3件掲載(うち1件は新規申請を一時停止中)[4] |
国の目標価格で7kWhの蓄電池を計算すると、87.5万円 × 3分の1 = 29.1万円(千円未満切り捨て)です。ただし、この補助は事業者に交付され、料金の割引で還元されます。すでにある太陽光に蓄電池だけをつける場合が対象かは、市の資料で確認できていません(確認中)。[4][5]
この補助は、県の0円ソーラーの補助とは併用できますが、市の奨励金とは併用できません。0円ソーラーで設置するか、購入して2月に奨励金を申請するか、どちらかを選ぶことになります。[5]
県にも、0円ソーラーの事業者向けの補助(12月28日まで、10月21日時点で予算の70%。蓄電池だけの後付けが対象かは確認中)と、参加者を集めて価格を下げる共同購入(参加登録は10月29日まで、登録は無料で契約ではない)があります。共同購入には、すでに太陽光がある家向けの「蓄電池のみプラン」もあります。[7][9]
補助金をうたう訪問に注意
市の補助は設置の後に申請する制度なので、急いで契約する理由はありません。市も、契約の前に複数の業者から見積もりをとるよう案内しています。[2]
太陽光は、パネルの反射光で近所とトラブルになることがあるため、設置場所に配慮するよう市は呼びかけています。施工の品質で困ったときは、住まいるダイヤル(0570-016-100)に相談できます。[2]
県は、県の共同購入事業に似たチラシがほかの県で見つかっていると注意を呼びかけています。個人情報を伝える前に、事務局の電話番号で確かめるよう案内しています。[9]
うちは対象?かんたんチェック
7つの質問で、神奈川県と相模原市の対象かがわかります
あと7問で結果が出ます
要綱と募集案内をもとにした目安です。最終的な判断は各自治体の審査によります。
新築・既存のどちらも対象です。[2] 「わからない」を選んだ項目は、見積もりのときに製品の型番とつなぎ方、工期で確かめられます。
補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
第2期の受付は2月です。それまでに何社かの見積もりをくらべておくと、費用と工期を落ち着いて決められます。
無料で見積もりをくらべるよくある質問
問い合わせ先
相模原市 環境経済局 環境部 ゼロカーボン推進課(市役所本館6階)
電話:042-769-8240(平日8時30分〜17時15分。12時〜13時を除く) FAX:042-769-4445
申請書の送り先:〒252-5277 相模原市中央区中央2-11-15 環境経済局環境部ゼロカーボン推進課
近くの区・市の補助金
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
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出典
- 住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金(相模原市、公式ページ、2026年10月8日更新) 2026年10月24日確認
- 令和8年度 住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金のご案内(相模原市、募集案内PDF、2026年8月) 2026年10月24日確認
- よくある質問(令和8年度)(相模原市、募集案内PDF、2026年4月) 2026年10月24日確認
- 住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金(相模原市、公式ページ、2026年10月13日更新) 2026年10月24日確認
- 申請の手引き(事業者向け)(相模原市、募集案内PDF、2026年5月) 2026年10月24日確認
- 令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(神奈川県、公式ページ、2026年10月22日更新)/補助事業実施の手引き(令和8年度版)(募集案内PDF、発行日の記載なし) p.6(同時導入の条件) 2026年10月24日確認
- 令和8年度神奈川県太陽光発電初期費用ゼロ促進事業費補助金(神奈川県、公式ページ、2026年10月22日更新) 2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
- 住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業(神奈川県、公式ページ、2026年9月10日更新) 2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開。第1期の受付終了と第2期(2027年2月1日〜26日)の予定を反映
次回確認予定:2026年10月31日