大田区で蓄電池をつけると、東京都と大田区の補助金を合わせて使えます。蓄電池7kWhの例では、合計77万円です。大田区には太陽光・蓄電池だけの補助はなく、「住宅リフォーム助成」の対象工事のひとつとして補助が出ます。
大田区の補助には、ほかの区にない条件が2つあります。工事を始める前に区へ事前申込をすること、区内に本社がある中小事業者と契約することです。このページでは、金額の計算のしかた、申し込みの順番、条件を公式情報からまとめました。
補助金の額は、容量などの条件でほぼ決まります。一方で、実際に払う額は設置費用しだいで、費用は業者や機種で変わります。大田区の補助は工事費が安いと減る仕組みでもあるので、最後は見積もりで費用を確かめるのが確実です。
このページの要点
- 蓄電池7kWhなら、東京都70万円+大田区7万円で77万円
- 大田区は工事前の事前申込を2027年1月29日まで受付中。10月1日時点で予算の約58%を使用
- 東京都は契約の前、大田区は工事の前に事前申込。どちらも後からは申し込めない
- 大田区は区内に本社がある中小事業者1社との契約が条件
- 国の蓄電池補助金(DR補助金)は2026年5月29日に予算到達で終了(SIIは再開予定なし)
- 補助金の額は条件で決まるが、自己負担は設置費用しだい。大田区の分も工事費で変わるため、見積もりで確かめる
もらえる補助金の額
何をつけるかで額が変わります。選ぶと、内訳と合計が出ます。
前提:すでに太陽光がある家に7kWhを後付け
太陽光あり・蓄電池7kWhの場合
77万円(東京都と大田区の合計)
前提:既存の家に3kW
既存の家・太陽光3kWの場合
60万円(東京都と大田区の合計)
大田区の15万円は、実際の工事費(税抜)が標準工事費の150万円以上の場合です。工事費が150万円より安ければ、その工事費の10%になります。[3]
前提:太陽光3kWと蓄電池7kWhを同時に
太陽光3kW・蓄電池7kWhの場合
137万円(東京都と大田区の合計)
東京都
蓄電池 7kWh × 10万円 = 70万円 / 太陽光 3kW × 15万円(既存住宅・3.75kW以下) = 45万円
大田区
蓄電池 標準工事費と費用の低い方70万円 × 10% = 7万円 / 太陽光 標準工事費150万円 × 10% = 15万円
計算:70万円 + 7万円 + 45万円 + 15万円 = 137万円
蓄電池はSIIの登録製品に限ります。補助の合計は、工事費などの実際にかかった費用が上限です。太陽光の費用は含めずに計算しています。
容量と太陽光の有無を選ぶと、補助金と、費用・自己負担の目安が出ます。大田区の分は、工事費を国の目標価格とおいて計算します。
補助金シミュレーター
3つ選ぶと、補助金と自己負担の目安がわかります
費用は国の目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)で計算した目安です。
補助金の額は条件でほぼ決まりますが、設置費用は機種や工事で業者ごとに変わります。自己負担をはっきりさせるには、実際の見積もりが必要です。
実際の費用を見積もる容量によって補助金はどう変わる?
都も区も、容量に応じて補助が増えます。工事費は国の目標価格(1kWhあたり12.5万円・税抜)とおいて計算しています。
自己負担はいくらになる?
設置費用
87.5万円
補助金
77万円
自己負担
10.5万円
国が蓄電池の価格の目安として示す「目標価格」は、工事費を含めて1kWhあたり12.5万円(税抜)です。[4] この価格で7kWhを設置した場合で計算します。
- 設置費用(目安):7kWh × 12.5万円 = 87.5万円(税抜)
- 補助金:東京都70万円+大田区7万円 = 77万円
- 自己負担:87.5万円 − 77万円 = 10.5万円
大田区の分は、見積もりが標準工事費(7kWhなら70万円)より安いと減ります。たとえば工事費が60万円なら、区の補助は6万円です。実際の見積もりは機種や工事内容で変わります。
いま申し込める?
大田区も東京都も受付中です。どちらも予算がなくなり次第、期限前に終わります。
申し込みの順番
大田区は、東京都と同じく工事の前に申し込む制度です。都は「契約の前」、区は「工事の前」に、それぞれ事前申込がいります。
- 区内に本社がある中小事業者から見積もりをとる(見積・請求・領収とも同じ1社)[3]
- 契約の前に、東京都へ事前申込をする [1]
- 工事を始める前に、大田区へ事前申込(仮申請)をする。工事前の写真が必要 [2]
- 契約・工事をし、代金を支払う
大田区は、事前申込の後に工事を追加することを原則として認めていません。見積もりの段階で工事内容を固めておきましょう。[2]
東京都は2026年10月1日以降の事前申込から、対象をSIIの2026年度登録製品に限っています。都への実績報告には、金融機関が発行する支払いの証明書などが必要で、現金払いは対象外です。[1]
都の事前申込は契約の前に必要です。見積もりの段階で、申請に慣れた業者に相談すると安心です。
申請に慣れた業者に相談大田区への申請方法と書類
大田区への申請は、窓口に持っていくか郵送です。郵送は期限までに区役所に届く必要があります。[2]
委任状があれば、工事を受けた区内の中小事業者が代わりに申請できます。[2]
事前申込(工事の前)[2]
- チェック票
- 事前申込書(仮申請)
- 工事前の写真(ないと補助の対象になりません)
本申請(工事の後)[2]
- 助成申請書、助成金交付請求書、支払金口座振替依頼書
- 工事写真
- 請求書、内訳書、領収書など
- 必要に応じて、委任状・承諾書・同意書
見積書と請求書には、対象工事の項目・単価・数量・金額を書いてもらう必要があります。[2] 本申請の一部の書類は電子メールでも出せますが、送ったあとに担当へ電話で連絡が必要です。[2]
補助金はいつ振り込まれる?
大田区は、本申請から約1か月で決定通知を送り、決定から約3週間で振り込むとしています。[3]
本申請から振込まで、おおむね2か月弱が目安です。補助金は後から振り込まれるため、工事代金はいったん全額を支払う必要があります。
東京都の補助も、実績報告の後に振り込まれます。都と区で入金の時期は別になります。
補助金をうたう訪問に注意
うちは対象?かんたんチェック
6つの質問で、都と大田区の対象かがわかります
あと6問で結果が出ます
対象になりそうなら、次は費用です。区の補助は工事費で変わるうえ、業者が区内に本社を持つかも条件なので、見積もりの段階で確かめておきましょう。
費用を見積もりで確認要綱と募集案内をもとにした目安です。最終的な判断は各自治体の審査によります。
- 「わからない」を選んだ項目は、見積もりのときに業者に確かめましょう
- 区のほかの助成と一緒に申請すると、補助率が5%(上限10万円)に下がります [3]
- 新築の家が対象になるかは、区の資料に明記がありません(確認中)
補助金の申請に慣れた業者から、まとめて見積もり
大田区は区内に本社がある業者が条件で、工事の前の事前申込も必要です。条件に合う業者かどうかも、見積もりの段階で確かめておくと安心です。
無料で見積もりをくらべるよくある質問
区内に本社がある業者は、どう探せばいい?
東京都の補助と大田区の補助は、両方もらえる?
太陽光と蓄電池を別々の年に申請できる?
大田区のA工事の補助は1回限りです。[3] 太陽光と蓄電池を別の年に分けると、2回目は区の補助を受けられません。同時につけるなら、1回の申請にまとめて上限20万円の範囲で計算されます。
工事のあとで、蓄電池の容量を増やしたくなったら?
大田区は、事前申込の後に工事を追加することを原則として認めていません。[2] 容量は見積もりの段階で決めておきましょう。
エコキュートと一緒に工事してもいい?
エコキュートも同じA工事の対象です。標準工事費は1台39.7万円です。[3] 太陽光・蓄電池と合わせて、区の補助は上限20万円の範囲になります。
問い合わせ先
大田区 住宅・空家相談窓口(建築調整課 住宅政策担当内)
電話:03-5744-1343
郵送先:〒144-8621 大田区蒲田五丁目13番14号 大田区役所 住宅・空家相談窓口
近くの区・市の補助金
- 川崎市(神奈川県)受付中 蓄電池7kWhの例で市の補助で30万円
- 品川区予算終了 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
- 目黒区予算終了 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
- 世田谷区都の補助のみ 蓄電池7kWhの例で都の補助のみ70万円
※ 補助は住んでいる区市の制度が対象です。額は既存住宅・太陽光あり・蓄電池7kWhの例。
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大田区のリフォームの補助金
姉妹サイト 大田区のリフォーム補助金(窓・断熱・給湯器・トイレなど) リフォーム補助金ノートで、大田区と国・東京都のリフォームの補助金を工事の場所ごとに確かめられます。出典
- 家庭における蓄電池導入促進事業(令和8年度)/令和8年度事業の概要(東京都環境局、2026年2月18日、PDF) 2026年10月24日確認
- 大田区住宅リフォーム助成事業(大田区、公式ページ、2026年10月5日更新) 執行率は2026年10月1日時点。2026年10月24日確認
- 令和8年度 大田区住宅リフォーム助成事業 パンフレット(大田区、募集案内PDF、発行日の記載なし) 2026年10月24日確認
- 家庭用蓄電システム導入支援事業 公募要領(SII、2026年3月26日、PDF)。目標価格12.5万円/kWhは同要領による。受付終了(2026年5月29日、予算到達)はSII 令和7年度補正 家庭用蓄電システム導入支援事業 お知らせ(2026年5月29日)による。2026年10月24日確認
更新履歴
- 2026年10月24日 令和8年度の内容で公開。10月1日時点の執行率(約58%)を反映
次回確認予定:2026年10月31日